カテゴリー「アニメ・コミック (☆☆☆☆:面白い)」の33件の記事

一田和樹, まるたん: マンガで知るサイバーセキュリティ: オーブンレンジは振り向かない

当時「ハッカージャパン」でちこっとだけ読んでいたんだけど、まさか2015年になって復刊するとは思わなかった。迷わず購入。
次々と起こるサイバーセキュリティ関連の事件を、謎の(?)美少女がばっさばっさと解決するストーリー。色々なパロディがあって、作中ではっきり書かれているけど「lain」なども出てくる。

後半は結構ダークな感じなので読んでいてちょっとツラいなぁという感じでしたが、この業界にいるならば読んでおいた方が良い一冊。攻撃手法もそれなりに納得するものが多く、この著者(一田和樹氏)の知識は確かなものだなと思う一冊でした。(★★★★)


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押切蓮介: ハイスコアガール (5) (ビッグガンガンコミックススーパー)

待ちに待った5巻の発売。この5巻はほぼ大野さんのお話で、お屋敷とのしがらみがメインに書かれる。その分、小春はほとんど出てこない。
うーん、しかし今巻はラブコメ部分が強すぎて、ちょっとイマイチかなぁ。もうちっとゲーム全開で来て欲しい。でも面白かった。(☆☆☆☆)

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吾妻ひでお: 失踪日記2 アル中病棟

前作「失踪日記」の続編。前にも少し書かれていたアルコール中毒の入院記。
人間模様が実に濃密で、相変わらず吾妻先生の日記は面白いなー。ただ、前作の「失踪日記」に比べるとちょっとパワーダウンは否めない。

ところどころ、つげ義春っぽい雰囲気のコマがあって楽しかった。しかしこれだけの量を書き下ろしとは大変だったろうなー。(☆☆☆☆)

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わたなべ ぽん: 桃色書店へようこそ

街のえっちな古本屋店長が語るエッセイ漫画。
内容は生々しいものもあるけど、とてもコミカルなタッチでふわふわ語られるので女性でも気軽に読めるかと。面白い一冊でした。(☆☆☆☆)

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あずまきよひこ: よつばと! 12 (電撃コミックス)

新刊が出ていたので買ってきた。ハロウィン、ペンキ、キャンプの巻。
相変わらず面白いんだけど、初期の頃のようなコレと言ったインパクトが無くなったのも事実か。(☆☆☆☆)

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岡崎京子: セカンドバージン (アクションコミックス)

母子家庭のびんぼー家庭、母と娘ふたりの生活。
思春期的のお年頃の女の子たちの様子がリアルに、しかし軽いタッチですっきり描かれていて面白い。重くないけど何か感じる作品。(☆☆☆☆)

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泉昌之: 食の軍師 (ニチブンコミックス)

おでん、もつ焼き、朝食バイキングなどの日々の食事。その細部にひたすらこだわり、フード男ことライバル・力石との戦い(?)を繰り広げるお話。
バカバカしい感じがなかなか面白かった。私も酒がこれだけ飲めれば楽しいだろうなぁ。(☆☆☆☆)

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西村ツチカ: かわいそうな真弓さん(リュウコミックス)

この人の短編集「なかよし団の冒険」が大変に面白かったので買ってきた。短編集その2。
内容は、前作よりさらにぶっ飛んだ感じのが多いかな。よりガロっぽくなったというか……。

*ねむり姫
補習で眠り続ける青木さん、その机の上にはペローの童話集が。不思議な感じがマル。

*さよーならみなさん
ネコ好き少女とアブナい男子。思春期の男女のスレ違い感がニャーニャー出ていて面白い。最後に「タマはもらえないの?」あたりが良いなー。

*チカちゃんの発明小学校
前作の「チカちゃんの発明館」が良かったので期待したのだが、これはちょっとイマイチだったかなー。小学校に登校したが敬遠されるチカちゃん、野良犬、ニワトリ、「ふくじゅう機」。

*△
図書館でスカートをのぞく。松谷エロ大臣の美意識が良い。

*かわいそうな真弓さん
表題作。SF的にはありふれた、年を取るごとに若返っていく……というお話。
しかしこれが、圧倒的な筆力で描かれており、すさまじいまでに読者を引きずりこむ作品。家族のとまどい、特にシルエット部で描かれる母親の「自分より若い母」への嫉妬の描き方が素晴らしい。
時折挟み込まれるどこか歪んだ絵、そこに一種の不気味さと面白さ、ユーモアも垣間見える。
いやー、これは本当に良い作品でした。久々にとても面白い作品を読んだなー。

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安野モヨコ: ベイビーG

女子高生の改造人間・エミリ(ベイビーG)が、悪の秘密組織V・S(バイオレットスネーク)と戦いを繰り広げる。

あー、これ面白いわ。きちんとヒーロー変身モノの轍を踏みつつ、普通の女子高生の生活も、いかにもモヨコ的にみっちり描かれる。
コミカルなところとオンナの心理のドロドロ部分がバランス良く、読んでいて爽快感。なかなか面白い一冊でした。ベイビーG、カッコいい!! (☆☆☆☆)

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田中圭一: マンガ家田中K一がゆく!

うぉー、これは面白い。
おもちゃ会社「ヨイコトーイ」新人の田中K一が、兼業マンガ家として活躍する日々のお話。兄弟作の「サラリーマン田中K一がゆく!」と合わせて読みたい。おすすめ。(☆☆☆☆)

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