カテゴリー「書籍・雑誌 (☆☆☆:普通)」の96件の記事

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

なんだか評判が良いので買ってみた。37signalsというRuby on Railsを開発した会社の、スタートアップ企業の教訓集という感じ。
いちいち納得することは結構多かったけど、これはエンジニア向けの本ではなく、起業家向けの本なのでベンチャー企業で働いているのでも無い限りあんまり役に立たないかなぁ。実用度で言うと普通でした。(★★★)

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椎名誠: 南島ぶちくん騒動 (幻冬舎文庫)

映画『うみ・そら・さんごのいいつたえ』を撮影していた時の、沖縄滞在エッセイ。
写真+文章といういつものスタイルで、ページ数も少ないのですぐ読み終わる。

うーん、あまりコレハという良いものは無かったかな、まぁ普通に面白い。(☆☆☆)

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アラン・W. ビアマン: やさしいコンピュータ科学 (Ascii books)

タイトル通り、コンピュータサイエンスの入門書。MITで教科書として使われていたこともあるそうな。
書かれている文章は平易だけど、内容は計算機の停止問題などまで突っ込んでいたりしてなかなか深い。いかにもアメリカの教科書的な雰囲気はあるので、読みにくい人もいるかも。

あまり日本では見ないタイプの本だけど、プログラムにおける変数とは何か? というレベルのことから、人工知能までと実に幅広い。計算機科学初心者におすすめ……と言いたいのだが、例示されているプログラミング言語は全てPascalなので、2014年の今、初学者にお勧めできるかというと正直微妙。
かと言って中級者以上には、いささか内容が簡単すぎて読むところがあまり無いのが残念。いい本ではあるのだが、20年前ならいざ知らず、既にこれは存在価値を終えた本かなぁ。(☆☆☆)

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一田和樹: サイバーセキュリティ読本

現在のインターネットに潜む闇とセキュリティについての寸劇集。
読本ということで、プログラムコードなどは1行も出てこないためそこは初心者向き。しかし技術者にはちょっと物足りないかな。

紹介される事例はちょっとイヤミっぽかったり煽り気味な感はあるけど、どれもそれなりに納得できる最新事例なので教育書としてもなかなかかな。現在のネットになんとなく不安な人、ネットを使いこなしているようで危なっかしい中高生、あたりには目を通してもらいたいかも(☆☆☆)

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荒井美千子: ミニ実験でつかむパケット解析手法 ネットワーク原理の観察からトラブルシューティングまで

ASTEC Eyesを使ったパケット解析の入門書。
UNiX Magagzineの記事を再構成したものだそうで、やっぱりちょっと記述が古めかしいのは気になるかな。DNSについて多くのページが割かれすぎなのもちょっとバランス悪し。
でもまぁ、あの昔のUNiX Magazineの雰囲気が好きな人には楽しく読めると思う。(☆☆☆)

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大竹三郎: 磁石とモーター (実験はかせの理科の目・科学の芽)

タイトル通り、磁石とモーターの科学絵本。
そんなに内容は目新しいわけでないし、写真もなんだか素人っぽいけどまぁそこが頑張ってる感あって良い。(☆☆☆)

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アストリッド・ヴィトルズ: メガネの事典―あるいはメガネの文化誌

もっと気軽な読み物みたいのを期待していたのだが、学術的な小難しい本だったので途中で読むのやめてしまった。
まぁそれでも興味深い話もあったから、普通かな。メガネが発明されるより前のはずの聖人画にメガネが描かれている、とかは知らなかった。(☆☆☆)

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下駄でカラコロ朝がえり (ナマコのからえばり5)

ナマコシリーズ5。ちょうど東日本大震災を挟む時期で、その頃のことが書かれている。
うーん、しかしこれといって印象的な回は無かったかな。フツー。(☆☆☆)

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谷本雄治: 週末ナチュラリストのすすめ (岩波科学ライブラリー)

週末散歩で、身の回りの生き物に目を向けてみようという本。公園や庭先で見かける色々な植物や昆虫類の紹介。
趣旨としては面白いけど、どうもどの題材も中途半端すぎてちょっと物足りなかったかな。ふつう。(☆☆☆)

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高野潤: カラー版 大地と人を撮る―アンデスを歩きつづけて (岩波ジュニア新書)

アンデスを歩き続けた著者の旅行記。
各地の風俗や衣裳、トウモロコシの種類など色々と興味深い記述は多いが、全体的にひたすら淡々と語るだけで読み物としてはあまり面白くないかな。(☆☆☆)

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