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2013年10月

荒井美千子: ミニ実験でつかむパケット解析手法 ネットワーク原理の観察からトラブルシューティングまで

ASTEC Eyesを使ったパケット解析の入門書。
UNiX Magagzineの記事を再構成したものだそうで、やっぱりちょっと記述が古めかしいのは気になるかな。DNSについて多くのページが割かれすぎなのもちょっとバランス悪し。
でもまぁ、あの昔のUNiX Magazineの雰囲気が好きな人には楽しく読めると思う。(☆☆☆)

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夏海公司: なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)

某氏が絶賛していたので読んでみた。
……うわー、これはキツいわー。コの業界の人なら胃が痛くなるような事案ばっかりで、チクチクとあちこちが痛む。面白いしとてもよく出来ているんだけど、休日に読みたくない本だなー(笑)。

これからSEになりたいひと、SEに疲れちゃったひと、みんなおすすめ。まさか電撃文庫でCiscoルータのコンフィグが出てくるとは思わなかった。wirte mem忘れてパー、とか思ったけどそのネタは無かった。(☆☆☆☆)

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吾妻ひでお: 失踪日記2 アル中病棟

前作「失踪日記」の続編。前にも少し書かれていたアルコール中毒の入院記。
人間模様が実に濃密で、相変わらず吾妻先生の日記は面白いなー。ただ、前作の「失踪日記」に比べるとちょっとパワーダウンは否めない。

ところどころ、つげ義春っぽい雰囲気のコマがあって楽しかった。しかしこれだけの量を書き下ろしとは大変だったろうなー。(☆☆☆☆)

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ブルース・ブリン: 入門UNIXシェルプログラミング―シェルの基礎から学ぶUNIXの世界

シェルスクリプトを書くならばこの本は絶対に外せない、と聞いて購入。
434ページで重い本なので、持ち歩くのはちょっと大変。

内容は結構固い感じだが、文章自体は読みやすいのでそんなに身構える必要は無い。内容も基本的なところを一つ一つ、ピシリピシリと押さえていく感じで、読んでいると知識が身についている感がとても強くて飽きずに読み終えることが出来た。
古典的名著のため、ちょっと今となっては記述が古い部分も多少見受けられるが、/bin/sh ってそうそう変わるもんじゃないので今でも十分役に立つ。本格的にシェルスクリプトをやりたい人は必読。(☆☆☆☆☆)

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山森丈範: シェルスクリプト基本リファレンス #!/bin/shで、ここまでできる (WEB+DB PRESS plus)

シェルスクリプトをきちんとやり直そうと購入。
タイトル通りに基本知識から始まり、シェルスクリプトを書くのに必要な知識が学べる。

ページ数は300ページほど、まとめ方のバランスがちょうどよくとても読みやすかった。内容もしっかりしており、結構おすすめ。(☆☆☆☆)

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わたなべ ぽん: 桃色書店へようこそ

街のえっちな古本屋店長が語るエッセイ漫画。
内容は生々しいものもあるけど、とてもコミカルなタッチでふわふわ語られるので女性でも気軽に読めるかと。面白い一冊でした。(☆☆☆☆)

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葵東: 魔法の材料ございます ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚 (GA文庫)

たまには最近のライトノベルを読んでみるかーと思って購入。
大魔法使い……の孫で、魔法薬の販売店を営む青年が主人公。

ドラゴン狩り、魔法壁、神官勢力、身分を隠したワガママ姫君などなど、色々コテコテだけど、なかなか面白く楽しめましたよ。調べてみると続刊もずいぶんと出ているそうな。(☆☆☆☆)

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のはなし にぶんのいち キジの巻

伊集院光のこばなし集。そんなに「これは面白い!」と言うほどではないが、まぁ普通に面白い。
パラパラ読めて楽しめる気軽な一冊。(☆☆☆☆)

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