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あきみち, 空閑洋平: インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―

わー、これは面白かった。インターネットがどのように成り立っているのか、その仕組みを丁寧に語ってくださる本。
インターネットには全体の管理者はいない。仕様がオープンで、調べようと思えば個人でもいくらでも調べられる。と本の中で語っていることを、実地で示してくださっている。

この手の本は二極化しがちで、えらいおっさんが偉そうに語ってて結局よく分からないか、筆者自身もよく知らないことをムリして語ろうとしてて結果間違いだらけとか、どちらにしろ焦点のボケた変な本になることが多い。
しかしこの本はその辺の曖昧な点が一切無い親切丁寧な説明で、また膨大な参考文献を示しつつとても読みやすい文章になっている。内容も最新のことにきちんと触れており、DNSの話をすればカミンスキーアタックが出てくるこの安心感。

BGPなどプロトコルの話もあれば、海底ケーブルをどうやって修理するか、なんて章もあって面白かった。ネットに関わるエンジニア全てに、文句なしにオススメの一冊。(☆☆☆☆☆)

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