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2013年6月

押切蓮介: ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)

ゲーム狂いの少年ハルオと、同じくゲーマーのお嬢様・大野晶とのラブコメ(?)ゲーセンコミック。
・スト2での対戦(大野はザンギ使い)
・駄菓子屋でファイナルファイト
・風邪でお休みのハルオ宅に大野来襲→PCエンジンで功夫
・ゲームセンター「がしゃどくろ」
・遊園地のゲームコーナー、そして大野の転校
・ガイル「お前の気持ちはそれだけか!?」
とまぁ、実に見どころも読みどころも満載。当時のゲームがどれだけ魅力的だったか、そこに少年達がどうやって熱狂していたか、余すところなく表現されつくしている。

押切先生の描く、幸(さち)薄そうな女の子は前からカワイイと思っていたが、この無口キャラ大野もとても良いなぁ。
こんな青春時代を送りたかった! とゲームオタクなら床ゴロゴロすること間違いない。

随所に散りばめられたゲームネタも実に的確にハマっており、特に1巻ラストでハルオが大野を追いかけて空港に行くシーンで、様々なゲームキャラに叱咤激励されるところはまさにマンガ史に残る名シーン。
いやー、このマンガは素晴らしく面白かった。現在30代で多少ともゲームをやっていた人すべてにオススメ。文句なしに5つ星、もう今年のベスト1確定だな。(☆☆☆☆☆)

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あきみち, 空閑洋平: インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―

わー、これは面白かった。インターネットがどのように成り立っているのか、その仕組みを丁寧に語ってくださる本。
インターネットには全体の管理者はいない。仕様がオープンで、調べようと思えば個人でもいくらでも調べられる。と本の中で語っていることを、実地で示してくださっている。

この手の本は二極化しがちで、えらいおっさんが偉そうに語ってて結局よく分からないか、筆者自身もよく知らないことをムリして語ろうとしてて結果間違いだらけとか、どちらにしろ焦点のボケた変な本になることが多い。
しかしこの本はその辺の曖昧な点が一切無い親切丁寧な説明で、また膨大な参考文献を示しつつとても読みやすい文章になっている。内容も最新のことにきちんと触れており、DNSの話をすればカミンスキーアタックが出てくるこの安心感。

BGPなどプロトコルの話もあれば、海底ケーブルをどうやって修理するか、なんて章もあって面白かった。ネットに関わるエンジニア全てに、文句なしにオススメの一冊。(☆☆☆☆☆)

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