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Jonathan Rasmusson: アジャイルサムライ-達人開発者への道

前々から読みたいと思っていたら、会社の後輩が持っていたので借りてきた。
アジャイルという単語はもはやBuzz Wordとして使われているが、その本質はやはり素直にagileという言葉通り「機敏な」開発をおこなうという一点に尽きると思う。

荒ぶる四天王:
・時間
・予算
・品質
・スコープ
ここで、「スコープ」というのが敢えて訳されておらずに読者は結構とまどうと思う。和訳すれば「仕様」なのだろうが……ちょっと違うかな。

3つの真実の1つめ、「プロジェクトの開始時点にすべての要求を集めることはできない」は確かにその通りなのだが。そして計画を変更できなければ結局変化に対処できないとか、イテレーションによる開発が妥当とか、柔軟に扱えることができるのはスコープだけとか、その辺は分かるのだが。
しかしやっぱり、これを今の日本の開発スタイルに適用しようとすると「無理だよなぁ……」とどうしても思ってしまう。当初の計画から変えようとした際、計画を変えようとあちこちと調整するコストの方が、そのまま突っ走ってしまうコストよりも高いのがほぼ確実だからだ(エラいひと対応コストとでも呼ぼうか)。

なんか色々思うところあったけど全然まとまってないや。でも面白かった。旧来の開発手法にすっかり疲れちゃった人におすすめの一冊。(☆☆☆☆☆)

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