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ゾルゲ市蔵: 8bit年代記

このマンガは、雑誌「ゲームサイド」に連載されていた頃からずっと気になっていた。
飛び飛びに読んでいたのでまとめて読みたいなあと思っていたら、なんと単行本化していたことを知って早速購入。やたらと注釈文章の多いマニアックなマンガなのだけど、夢中になってあっという間に読んでしまった。傑作。

1970-1980年頃のコンピュータゲームがテーマ。当時の少年達がいかにゲームに夢中になり、いかにゲームに熱狂し、そしていかにおバカなことをやっていたか、を作者の経験交えてとても生々しく語ってくださる。
シャープ MZ-700のマッピーはプレイ画面が「キンコ」だとか、駄菓子屋にどのようにアーケードゲームが展開されていたかなど大変興味深い資料であり、かつ、当時の出来事はどれもがとんでもなく面白いエンターテイメント。

中でも傑作は、第2話「We are the GALAXIANS」だろう。当時のゲームが持っていた魅力と、そしてそこに秘められたどこか危うい「哀しさ」までも見事に描ききった作品。これは「ゲーム文化」としてまとめて後世に残したい。
ゲーマーを名乗るならば必読と言える一冊だった。おすすめ。(☆☆☆☆☆)

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