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万城目学: 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)

2011年、最後の読書。ストーリーは、現代版『坊ちゃん』。
不本意ながら女子高教師となった「おれ」が、一癖も二癖もある職場仲間に囲まれながら、剣道部顧問と鹿の"運び手"という二足のわらじを履くお話。神社と歴史のお話とかが結構出てくる青春小説(やや伝記物)って感じかな。
マドンナや赤シャツなどを思わせる人々も出てきて、随所に漱石パロディがある。英語教師がくれた「ストレイ・シープ」は三四郎ですね。

奈良・京都が舞台で、JR奈良線あたりの描写などで関西に住んだことあればニヤリとできる描写が多々。
内容も単純なお使いシナリオながらなかなか面白く、スッキリした読後感。良い作品でした、マル。(☆☆☆☆)

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