« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

椎名誠: ごっくん青空

赤マントシリーズの新刊が出ていたので図書館で借りてきた。水の駅ビュー福島潟、ワープロ壊れた、雑魚釣り隊、五七五社会など。今回もサラリと読めて楽しめる。
仕事前に風邪薬と間違って睡眠薬を飲んでしまうお話で、椎名さん睡眠薬飲んでたんだ〜と意外に思った。(☆☆☆)

| | コメント (0)

よしたに: 理系の人々

連載をちらちらと見ていたけど、本にまとまったので読んでみた。
色々と「あるある」ネタ満載で面白い。100円ショップでとりあえず精密ドライバーを捕獲、というくだりは爆笑。(☆☆☆☆)

| | コメント (0)

堀江貴文: 拝金

友人が読み捨てていたのを拾ってきて読んだ。ライブドアの隆盛と没落をあっさり仕立てで語ってくださる。
一応は小説なんだが、やたらと文章が短くて薄っぺらいノベルズみたいな感じ。鳩ゲームを作った途端に大当たりして次はもう株式上場とか、そりゃなかろう。面白さも普通。(☆☆☆)

| | コメント (0)

中丸明: 海の世界史 (講談社現代新書)

海を舞台とした世界の歴史について、ざっくりと語ってくださる。
歴史の教科書の、海に関する部分を抜き出しただけ……という感じかな。まぁフツー。(☆☆☆)

| | コメント (0)

高野孟: 最新・世界地図の読み方 (講談社現代新書)

タイトルとは違い、政治的な話ばっかりで退屈だった。もっと地図について細かいウンチクを語ってくれると思ったのに期待外れ。
文章自体も、おっさんにありがちな、気の利いた皮肉を言おうとしてつまらないイヤミにしかなっていない……という感じで全く楽しめず。途中で放り出してしまいましたとさ(☆☆)

| | コメント (0)

[映画] モンキー・ビジネス

監督:ハワード・ホークス。若返りの薬を研究する主人公が引き起こす、ドタバタコメディ。
まぁ色々とツッコミ所が満載の映画ではあるけど、それなりに面白かった。若い人は退屈だろうけど、年を取ったおっさん(私含む)には楽しめる。

エドウィンの、「結婚に疑問を持ってはいけないのよ」というセリフが地味に印象的だった。ちょっと聞き取れなかったのだけど "...when you doubt the bottom of marriage... that isn't right." か? 間違ってるっぽいな。
ちなみに社長の秘書役としてマリリン・モンローが出演している。気が付かなかった。(☆☆☆)

| | コメント (0)

[映画] 十二人の怒れる男

(この感想には映画のネタバレがあります)


TOHOシネマズみゆき座にて、「午前十時の映画祭」で見た。もっとも、ここは一日中やっているので実際に見たのは18:30の回だけど。

名作だとは聞いていたけど、これは本当に面白い映画だった。陪審員制度をテーマに、少年による殺人事件をひたすら議論するだけの映画、しかしそれがとても深い内容となっている。
特に4号(株式仲買人)は良かった。 "Now, sit down and don't open your mouth again." と冷たく言い放つシーンと、メガネの跡を9号から聞かされてNot Guiltyに意見を変えるシーンは名場面。

ただ、ラストでは全員がNot Guiltyの結論を出したところで、8号がGuiltyに意見を変えて陪審員制度そのものに疑問を問う……という展開を勝手に想像していたよ。もう一ひねりあっても良かったんじゃないかな。
まぁしかし、今まで見た映画でもトップレベルの面白さでした。間違いなくオススメ。(☆☆☆☆☆)

| | コメント (0)

水野仁輔: ニッポン・カレー大全

カレーにまつわるよもやま話を語ってくださる本。カレーパンの発祥、インド人もビックリ、アサノのカツカレー、大塚のボンカレーなどなど。
さっきレトルトカレーのことを語ったかと思えば次は有名店の紹介、とゴッタ煮感が強い。でもまぁ、気楽に読めて普通に面白かったかな。ふつう。(☆☆☆)

| | コメント (0)

吉村達也: ピタゴラスの時刻表 (講談社文庫)

つ、つまらん……。いかにも典型的な、ノベルズ系量産型ミステリ。
トリックがあんまりにあんまりなので、もはやコメントできず。登場する人々もなんというか。この著者の作品を読んだのははじめてだけど、もう一生読むことは無いでしょう……。(☆)

| | コメント (0)

[映画] しあわせの雨傘

早稲田松竹で見てきた。
ずっと「お飾り」だった雨傘工場経営者の妻・スザンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が、夫の代わりに工場経営する。ややコメディ、やや社会派、やや大人の恋愛モノ。

結構期待して見に行ったので、「んー、これだけ?」と物足りない作品だった。つまらなくは無いけど。
もっと、工場の環境がスザンヌによって徐々に変わっていく……という部分に時間を割いて欲しかったなぁ。それなら、コメディあり、ヒューマンドラマありで色々シナリオが書けそうじゃない。そっちだけ焦点を当てて、後半の選挙は要らなかったんじゃないか。(☆☆☆)

| | コメント (0)

岡本裕一朗: 12歳からの現代思想 (ちくま新書)

タイトル通り、現代思想について色々と語ってくださる本。取り上げられているテーマは、n個の性・監視社会・クローン人間・脳と心、などなど。
どのテーマもちょっとしたエピソード紹介&つまみ食い程度で、本気で勉強したい人にとっては全く役に立たない本だろう。しかしちょっとした読み物として楽しみたい人にはピッタリ。私は軽めの内容を求めていたので、この本はとても面白かった。

また、コミュニケーションについて「戦略的行為」と「コミュニーケーション行為」について語っている章が面白かった。そうだよなぁ。
バカの一つ覚えのように「コミュニーケーション能力を重視……」とか言っている人たちが、本当にここまできちんと考えてものを言っているとは思えない。色々と考えるヒントなる一冊でした。(☆☆☆☆)

| | コメント (0)

[映画] 第三の男

「午前十時の映画祭」で、TOHOシネマズみゆき座で鑑賞。あ、ヱビスビールのテーマ曲はこれが元ネタだったのか……と今さら気が付いた。
あちこちで名作と言われているこの映画、「そんなに良いのかなぁ?」と半信半疑だったけど、とても面白かった。三流小説家の主人公は最後まで「パッとしない」のだが、そこに我々人間の生き方というものを考えさせられる。やはり名作は名作であった。(☆☆☆☆)

| | コメント (0)

仲正昌樹:〈宗教化〉する現代思想 (光文社新書)

うひゃぁ。これはつまんない。気持ち悪くてすぐに放り出してしまった。
序章の段階から、「もう。ぼ、ぼくは偉いんだかんな。あいつら、ぼぼぼくをバカにしやがって」みたいな、筒井康隆「文学部唯野教授」を地で行く雰囲気にギブアップ。

どうしてこういう本になっちゃうんだろうね。唯野教授はやっぱり名作だったなぁ、という感想しかありません(☆)

| | コメント (0)

ナショナルジオグラフィック 傑作写真ベスト100 ワイルドライフ

ナショナルジオグラフィックの野生動物傑作写真集。
この本は面白かった、どの写真も素晴らしく、学術的にも貴重だし美術的にも美しい。シロアシネズミを捕らえようと噛みつく瞬間のガラガラヘビ、脱皮するタランチュラ、オーストラリア・アシカの泳ぎ回る姿など傑作写真ばかり。家に一冊欲しい。(☆☆☆☆☆)

| | コメント (0)

細川貂々: またまた どーすんの?私

絵の専門学校に通う日々を語ってくださる日記マンガ。日々を生真面目に過ごしながら、「どうすればいいんだろうか」と静かに葛藤する姿がほんわか描かれていて面白かった。
ちなみにこういうお話を男子が描くと、福満しげゆき「僕の小規模な失敗」になるんだろうな。この2つを並べて読むと面白い。

前作「どーすんの?私」もあるらしい、読まねば。(☆☆☆☆)

| | コメント (0)

村上春樹, 安西 水丸: 村上かるた うさぎおいしーフランス人

あいうえおで始まるミニストーリー集。
ひたすらくだらないオヤジギャグを連発し続ける、とても馬鹿馬鹿しい本。まぁ面白かったけど、図書館で借りるだけで十分かなぁ。買う気にはちょっとなれない(☆☆☆☆)

| | コメント (0)

中谷宇吉郎: 雪 (岩波文庫)

1938年に書かれた、雪の研究についての本。
あまり固い学問書ではなく、かといっていい加減なエッセイでもない、とても素晴らしい科学読み物。

雪の結晶についてのお話や、実験室で結晶を作ろうと試行錯誤した過程がとても面白い。全く古さを感じさせない名著。(☆☆☆☆)

| | コメント (0)

写真用語の基礎知識―これだけ知れば基本はOK (NCフォトシリーズ 16)

一見初心者向けの本だけども、中身は中級者向けかな。
色々な写真用語についての解説+作例+コラム的な語りをしてくださる。単なる用語集ではなく、ちょっと変わった切り口だったのでなかなか面白かった。(☆☆☆☆)

| | コメント (0)

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »