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米澤穂信: 犬はどこだ

犬捜しをする調査事務所を開店した主人公と、その後輩の凸凹コンビが繰り広げるユーモアミステリ。という感じ。
ミステリ部分は大した謎があるわけでもないのだが、足を使った操作とネットでのやりとりが実に自然で、ストーリー自体もなかなか面白かった。
特にネット上での応酬や調査方法が実に「分かっている」記述で面白い。これだけきっちり書けているのは、他には伊坂幸太郎の「モダンタイムス」くらいしかないと思う。

ということでなかなかオススメだが、パートナーのハンペーが間抜けキャラの位置づけの割にはあまりに聡明かつ知識豊富なのにはちょっと違和感。もっとうっかり八兵衛キャラにした方が良かったんじゃないかな。
しかしまあ面白い本であることは確か。読むべし。(☆☆☆☆☆)

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