伊坂幸太郎: 終末のフール
伊坂ファンの友人から借りてきた。
小惑星が衝突し地球は滅亡するという予告がされた後、人々はどう終末を迎えるか? という連作短編集。
内容はネビル・シュート「渚にて」の現代日本版という感じで、正直あまり目新しく感じる部分は無かった。そもそもこのテーマ自体が、SF界では手垢付きまくりの超古典的なものだしね……。
一番良かったのはジムで練習に励み続ける「鋼鉄のウール」かな。まぁ決してつまらなくは無い、なかなか面白い本だったけど、名作というにはちとほど遠いかなという感想。(☆☆☆)
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