« 美の20世紀〈12〉ダリ | トップページ | 伊坂幸太郎: 魔王 »

伊坂幸太郎: 終末のフール

伊坂ファンの友人から借りてきた。
小惑星が衝突し地球は滅亡するという予告がされた後、人々はどう終末を迎えるか? という連作短編集。

内容はネビル・シュート「渚にて」の現代日本版という感じで、正直あまり目新しく感じる部分は無かった。そもそもこのテーマ自体が、SF界では手垢付きまくりの超古典的なものだしね……。
一番良かったのはジムで練習に励み続ける「鋼鉄のウール」かな。まぁ決してつまらなくは無い、なかなか面白い本だったけど、名作というにはちとほど遠いかなという感想。(☆☆☆)

|

« 美の20世紀〈12〉ダリ | トップページ | 伊坂幸太郎: 魔王 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。