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2010年6月

青野春秋: 俺はまだ本気出してないだけ 4 (IKKI COMIX)

待ちに待った4巻が発売されたので本屋に走って買ってきた。
担当に逃げられたシズオ(42)が、新たな担当・宇波に出会いダメダメっぷりを晒されてしまう巻。

うーん、しかしこの4巻はシリアスな展開が多く、ちょっといまいち。もっと腹抱えて笑って時々ホロリ、くらいがいいんだけどな。
面白かったことは面白かったけど、期待していたほどではなかったかも(☆☆☆)

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野田知佑: 日本の川を旅する ― カヌー単独行

日本各地の川をカヌーで下って、色々と語ってくださる。とても面白い旅行記、しかも単なる旅日記ではない。
20年以上前の本だから、この中で描かれている状態からもっとひどくなっている川もたくさんあるんだろうなぁ。私も放浪したいなら早くしないといかんな(☆☆☆☆)

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紅玉いづき: ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作。
この作品はライトノベルらしくないないと言われていたので読んでみたけど、雰囲気が実に懐かしいというか、もはや死語の「ジュブナイル小説」っぽいなぁというのが総評か。
内容としては、魔王に気に入られた少女とか、聖剣を持つ騎士とか、記憶喪失から解放ウギャアアァァァとか、いかにもそれっぽい。しかしそのミニマムな設定の中で、随分と読ませてくれるものを描いているなぁ、という好意的感想。

しかしながら、歳を取ってひねくれたおっさんとなってしまった今の私では、あんまり楽しめませんでした。中学生の頃だったら、どハマリしていたかも(☆☆☆)

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野田知佑: ともに彷徨いてあり―カヌー犬・ガクの生涯

椎名誠さんの本によく出てきていたカヌー犬「ガク」の育て親で、カヌーイストの野田氏の本。
ガクとの出会いから別れまでを、そのカヌー人生・冒険人生と共に語ってくださり、非常に面白い。

あー、私も何かアウトドアなことがしてみたい。山小屋でひきこもって、一人で自給自足の暮らしをしてみたいと心底思った。椎名誠ファンの方も、都会生活に疲れた方も、是非一読を。(☆☆☆☆)

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杉井光: 神様のメモ帳 (電撃文庫)

ニート探偵という単語を聞いて、アニメオタクのデブがポスターサーベルフル装備してハァハァ言いながら、消えたフィギュア(シークレット版の方)を探す……みたいな抱腹絶倒ギャグミステリみたいのを期待していたのだが、全然違った。

実にライトノベルっぽい設定ながらライトノベルっぽくないと見せつつ、やっぱりしっかりライトノベルでした、という感じ。主人公のダ メダ メっぷりに何度か読むの止めようと思ったけど、なんとか完読。
ボクっ娘とかその辺が好きな方にはたまらんだろうが、私は端々のイタさがいちいち目についてしまい、ちょっと微妙かなぁという感想でした。フツー。(☆☆☆)

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あずまきよひこ: あずまんがリサイクル (Dengeki comics EX)

あずまきよひこの初期作品、「天地無用」と「大運動会」であちこちに描いてたのをまとめたもの(の、復刻版)。
今の「よつばと!」の絵と比べると、随分と荒削りというか同人っぽい感があるね。ネタもそれっぽい傾向があるのだが、なかなか面白かった。

しっかし、天地無用は懐かしいなぁ。折笠愛の「恋愛の時空」は一時期、ラジオでこれでもかというくらいCMしてたもんな。なんだか昔のあの頃を思い出してしまった。(☆☆☆☆)

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澤口留美: モテ写 キレイに見せるポージング

最近はカメラと写真に興味を持っているので、その辺りの本を図書館で借りて読みまくっている。
この本も借りた一冊なのだが、中身は明らかに女性向けの「撮られる方」の本だった。うへぇ。

しかし綺麗に撮られるための小ネタなテクニックはなかなか面白く、単なるカメラ好きのおっさんとしても結構楽しめた。
試す機会があんまり無さそうな気はするが、チャンスがあれば試してみよう。(☆☆☆)

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柴田英寿: 会社というおかしな場所で生きる術―「使われる」サラリーマンから「使いこなす」サラリーマンへ

どこぞの書評で絶賛されていたので、図書館で借りて読んでみた。
しかし中身は、よくある自己啓発ビジネス書という印象しか持てず。Amazonでは星5つばっかりなんだが、そんなに大絶賛するほどのもんか?(☆☆)

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林和美: 写真生活手帖―素敵な世界の切り取り方

写真の撮り方を技巧に走らずに、写真集のような感じで静かに語ってくださる。
最近はこの手の本が結構ゾロゾロ出ているけど、この本は掲載されている写真がどれも素晴らしく、見ていてとても楽しかった。続編も出ているそうな(☆☆☆☆)

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中村浩美, 東京都写真美術館: 写真の歴史入門 第4部 「混沌」現代、そして未来へ (とんぼの本)

シリーズ最終巻。写真の歴史について、4巻は現代写真家の紹介という感じ。

映画フィルムの一部を抜き出した、ジョナス・メカス「写真を撮るウーナ」が良かった。これ、実物のプリントを見てみたいなぁ。
また伊藤義彦「KUMO*86037」も面白かった。ハーフサイズに連続写真を撮って、ベタ焼きを見せるもの。マネしてみたくなる

というわけで、シリーズ中でも一番楽しめた巻かもしれない(☆☆☆☆)

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ロバート・カプート: ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 旅行写真

このシリーズが好きで色々読んだけど、これは旅行写真編ということで旅行の際の心構え的な紹介。
特に旅行というキーワードに拘ることなく、普段の散歩中の街撮りでも参考になる点が多々。色んな基礎知識がコンパクトにまとめられているという印象で、入門的な一冊としても良いのでは。(☆☆☆☆)

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鈴木佳子, 東京都写真美術館: 写真の歴史入門 第3部「再生」戦争と12人の写真家 (とんぼの本)

写真史シリーズその3。第二次世界大戦の前後、1930-1960頃を扱っている。
林忠彦、木村井兵衛など12人の日本人写真家を取り上げて解説。植田正治の「砂丘」シリーズが実に不思議な雰囲気で興味を引かれた。

しかしタイトルは「写真の歴史」なのに、日本限定でいいんかな? これじゃ写真日本史な気がする。(☆☆☆)

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モノクロ写真のD.P.E

日本カメラ社のムック。
モノクロ写真家の作品例と記事、現像とプリントのやり方、デジカメ+Photoshop+プリンタでの仕上げ方、など。

デジタルと銀塩への記述がバランス良く、また初心者向けに丁寧だけど、決して手抜きも無いという記述で非常に読みやすく参考になった。
この時代に暗室作業についてこれだけ丁寧に語ってくださるとは素晴らしい。(☆☆☆☆)

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[映画] ジェヴォーダンの獣

18世紀フランスであった史実を元にした怪物退治のお話……か? 「つまんない」の一言で終わった。
アクションなのかホラーなのかロマンスなのか、何がやりたいのかよく分からん。全体の雰囲気は良いのに、上手く活かせていない感じ。期待外れでした。(☆)

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小林健二: ぼくらの鉱石ラジオ

最近ゲルマラジオのキットを買って興味を持ったので、色々とラジオの本を読んでいたのだが、この本はそれらの中でも段違いにクオリティの高い一冊。
鉱石ラジオについての思い出から美しい作例について詩的に紹介してくださるかと思えば、そのすぐ次には鉱石ラジオの原理についてきちんと数式を用いて語ってくださる。部品の一つ一つをどう手作りすれば良いか、どう工具を使えば良いか、全てが実に丁寧でしかも読みやすく、作者の鉱石ラジオへの愛がひしひしと感じられた。

ラジオ好きな方、アンティーク機器が好きな方、電子工作初心者の方、全ての人に文句なしにオススメできる一冊。皆も今すぐ買え。(☆☆☆☆☆)

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モノクロ写真塾―モノトーンの表現力と黒白写真の魅力を再発見する (日本カメラMOOK)

モノクロ写真についてのムック。
撮り方についてはハウツー的なものは全く無く、プロの写真家の方々にモノクロ作品への思いを語ってもらい作品紹介をするだけ。しかし、それが逆に説得力があり、面白い。

一方、現像とプリントのやり方については非常に丁寧に記述されており、自分でやってみたくなる。手元に欲しい一冊。
ただし少し古い本なので、既に売ってない機材があることと、デジタルの記載は一切無しなことに注意。(☆☆☆☆)

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中川ちひろ: コンパクトデジカメっておもしろい

コンデジでの写真の撮り方本。
あんまりテクニカルな本ではなく、女子カメラ的なトイカメラ風の写真撮り方が主。そのためさらりと読めて楽しい。

手作りレンズとフィルターを作ってみようというのが面白かったな。
塩ビにマニキュアのトップコートを塗って凸凹、リボンの布フィルター、クリアファイルでカラーフィルター、凸レンズでトイカメラ風に周辺ボケ、などなど。(☆☆☆)

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[映画] ゾルタン★星人

「他連続変形体」を巡って繰り広げられる、地球人と宇宙人のドタバタSFコメディ。
恒星間ジャンプスーツ(ただのプチプチ)や「ゾルタン!」の手サインなど、正しいおバカB級映画という感じでなかなか面白かった。地味におすすめ。(☆☆☆☆)

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藤村里美, 東京都写真美術館: 写真の歴史入門 第2部「創造」モダンエイジの開幕 (とんぼの本)

写真の歴史について、絵画との出会い~別離から、ダダイズム・シュルレアリスム辺りまで。

時計が夜空を飛ぶフォトモンタージュ、小石清「泥酔夢・疲労感」は良かったなぁ。真似してみたくなった。
また、鳥かごの中の電話器を撮った、山本悍右「伽藍の鳥籠」にも興味ひかれた。大きく引き伸ばしたのを見てみたい。(☆☆☆)

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[映画] 昼下がりの決斗

サム・ペキンバー監督。原題は"Ride the High Country"。
引退した初老の保安官が金塊運びを請け負うという、ストーリーも平凡、正しい西部劇。しかしその正統さ故に、魅力があることも確か。

しかし、最後の対決はあまりにあっけなかったかな。まぁフツー。(☆☆☆)

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東海林さだお: 笑いのモツ煮こみ

相変わらずショージ氏のエッセイは気軽にサラサラと読める。デパート宣伝販売員の話は興味深かった。
三原山の件では大島のクサヤ全滅なんて話題があったのかー。全然知らなかった。

あれ、そういえば表題のモツ煮こみは出てこなかったような?(☆☆☆)

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リチャード・オルセニウス: ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 モノクロ写真

題名通り、モノクロ写真の撮り方。ハウツー的な内容というよりは、プロカメラマンによるお話的な部分が大きく、それはそれで色々とためになって面白かった。
予想に反して、デジタル処理の話にもページが割かれていてびっくり。後半の一部は、まさにPhotoshopの使い方的な転回に。(☆☆☆)

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ゲルマラジオ製作徹底ガイド

色々な方々のゲルマラジオ記事、寄せ集めという感じ(ちょっと言い方悪いけど)。
基本原理を語る一方で、ビニル傘でゲルマラジオを作るなど変わり種ネタを披露する方もいるという感じ。

まぁまぁ面白かったけど、なんぼなんでも誤植が多すぎだと思う。この誤字脱字のオンパレードっぷりは、とても商業出版とは思えん。 (☆☆☆)

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西田和明: 手作りラジオ工作入門 (ブルーバックス)

電波の話から始まって、ゲルマラジオから超再生式ラジオ、ベリカードなど色々と語ってくださる。
ブルーバックスだし読みやすかった。ただ、全く電子工作未体験って人にはちょっと難しいかも。(☆☆☆)

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