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2009年9月

つげ義春: つげ義春コレクション 李さん一家/海辺の叙景 (ちくま文庫)

図書館で借りてきた。以前に読んだことのある作品も多かったが、やはり面白い。
宮本武蔵の偽物「噂の武士」、このラストか?!という「蟻地獄」、そして方言少女「沼」。やはりこれはケッ作だ。そのようにどなったれば耳がせつないですつらいです。(☆☆☆☆)

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福満しげゆき: 僕の小規模な生活 1 (モーニングKC)

おろおろする漫画家のオロオロ話。ムチャクチャ面白い。
30代くらいの、ちょっと人生に疲れた方々には強烈にオススメ。是非読め。その代わり、若い人は、あまり面白くないだろうなぁ。

あと、年を取っていてもこのマンガを楽しめないような人とは、あまりお近づきになりたくないもんである。疲れそうだから。(☆☆☆☆☆)

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永六輔: 大往生 (岩波新書)

様々な人の言葉を集めたエッセイ。さらりと読めていいですな。
何点か、気に入ったくだりを。

「手紙の返事も書けない忙しさは、人間として恥ずかしい」
あー、その通りだな。仕事が忙しいからと言って、会社のために友情を犠牲にするようなことはしたくないものだ。

若者から、「歳をとったら、あァいう老人になりたい」と憧れられてこそ、本当の老人である。くれぐれも「あァいう老人になりたくない」と言われないように。
これはもう、本当にそう!! 人間として恥ずかしい、ダメ人間の老人が今の日本にはあまりに多すぎる。私が年をとっても、ああはなりたくないものだと思うもんだ。(☆☆☆☆)

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宮嶋茂樹: 不肖・宮嶋 誰が為にワシは撮る

世田谷区立・尾山台図書館で読んだ。
著者は有名なジャーナリストの方らしい、知らんかった(勉強不足)。写真に比べて文章も面白く、もっと他の写真集も見たくなってしまったよ。(☆☆☆☆)

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芳沢光雄: ぼくも算数が苦手だった (講談社現代新書)

算数教育について、自らのエピソードを交えて語ってくださる。「小学生はここに躓きやすい」など非常に実践的であり、しかも内容は数学的にきっちりした安心感のある記述。
数学教育に関心のある人におすすめ。(☆☆☆☆)

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長尾真: 「わかる」とは何か (岩波新書)

推論や科学的説明などについての解説。
結構ガチガチの論理学っぽい章もあるので、想像していた内容とはかなり違ったけど、それなりにまとめられていて読みやすいかな(☆☆☆)

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青野春秋: 俺はまだ本気出してないだけ 3 (IKKI COMIX)

とうとうシズオが本気を出した(?)。怒濤の展開の第3巻。人生300年。
この作者は、1巻出すごとにどんどん上手くなっているのがよく分かる。この3巻は非常に面白かった。こんなにも作者の成長を追いかけながら読むマンガ、というのもなかなか無いと思う。4巻に期待。(☆☆☆☆)

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志水宏吉: 学力を育てる (岩波新書)

PISAやTIMSSについて解説されており、また学力の階層化・2こぶ3こぶ・ハビトゥスなど分かりやすくまとめられていて参考になる。
ただ、妙なたとえ話は要らないな。樹モデルを重視しているようだけど、単なる思いつきレベルから脱却していないような。(☆☆☆)

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左巻健男: 授業に活かす! 理科教育法 小学校編

理科教育に色々と関心があったので買ってみた。
変に堅苦しい記述を廃して分かりやすく、かと言って安易なハウツー本でもない。参考になる点が多く、なかなかの良書ではないかと(☆☆☆☆)

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川原由美子: ペーパームーンにおやすみ

100円でBOOK OFFで捕獲。
15歳のアイドル女優と、若き小説家のお話……だが、まぁこんなんホントにいたら大変だねぇ。全く感情移入できずつまんなかったです、はい(☆☆)

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我妻ジュン: フォト・マジック・ブック

写真の一口メモ集、という感じ。装丁からして、若い女性向けですね(☆☆☆)

・ローアングルで脚長効果
・建物の前では被写体をカメラに近づけ、左右どちらかに寄せて建物が隠れないように
・高い建物はてっぺんがフレームに収まるように
・子どもは子どもの目線で
・一歩前に


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なぎら健壱: 東京のこっちがわ

東京の下町写真集。
そこそこ面白かったけど、「これ!」というインパクトは無かったかな。(☆☆☆)

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齋藤孝: 教育力 (岩波新書)

教育学者の著者が、先生の心構え的なことを色々と語ってくださる。

教師自身がまず「これってすごいよ!」と素直に興味を持つべきなど、色々と参考になる点は多いのだが、いちいちエラソーな態度が垣間見えて嫌な気持ちになってしまう部分も多々ある。
中学校の時の英語の先生がこんな感じの超エラソーな人だったので、その人(あいつを先生とは呼びたくない)のことを思い出してしまったよ。

また、「だから最近の若者はダメ」と安易な若者叩きに走るのも興ざめ。若者は本を読まない読まない言うけど、そういうこと言ってる高齢者だって全然読んでないじゃん。(☆☆☆)

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東海林さだお: どら焼きの丸かじり 丸かじりシリーズ30

丸かじりシリーズ。ペットボトルの水はさっさと飲め、開きは全裸、帝国ホテルでハンバーガーなど、相変わらずサラリと読めて面白い。
確かに、コロッケはどこまで皮なんじゃろか?(☆☆☆☆)

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高井ジロル: なつかしの理科室―今でも手に入る理科教材154

理科室にあった様々な教材を、カタログから拾い上げて紹介。ちょうど私は今、理科実験教室のボランティアをしているので大変に面白かった。
しっかし、やはり理科教材は高いねぇ。電気回路学習セットDP-Mとか8000円になってるけど、秋葉原で部品を買ってくれば800円くらいで作れそうだが……まぁ、学校相手の商売ともなれば色々経費はかかるんだろうけど。
こういうのを上手く安く提供できれば、実験教室ももっと面白くできるかもな。(☆☆☆☆)

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伊知地国夫: Focus in the Dark - 科学写真を撮る

写真雑誌の広告に載っていたのを見て、さっそく図書館で借りてきた。実に美しい写真が撮り方まで細かく解説されていて、非常に参考になる一冊。
ただ難点を挙げれば、顕微鏡があること前提の作例がちと多かったことか。

この本を読んで、私も懐中電灯を天井からぶら下げてリサジュー曲線を撮ってみました(Lissajous curve)。(☆☆☆☆☆)

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青野春秋: 俺はまだ本気出してないだけ 2 (IKKI COMICS)

1巻に比べるとかなりこなれてきた。
しかしギャグ部分はもっとはっちゃけて欲しい。今後に期待(☆☆☆☆)

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岡嶋和幸: デジタル一眼レフ すぐに上達するテクニック100

最近は写真に凝っているのだが、上手くなりたい一心で買ってみた。入門書の一歩先という感じでなかなかためになる。
しかしもうちょっとコンパクトサイズにしてもう少し安い方が良かったかな(☆☆☆☆)

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ビジュアル博物館 航空機

博物館ボランティアで、子どもに見せるために図書館から借りてきた。
中身は航空機の歴史を追った素敵な写真が満載で、子ども向けにオススメ。

ただ、少し古い本なのでコックピットの様子とかがちょっと昔的かな。ボーイング777で更新して出して欲しいなぁ。(☆☆☆☆)

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土佐幸子: ライト兄弟はなぜ飛べたのか―紙飛行機で知る成功のひみつ

私は博物館ボランティアをやっているのだが、次のテーマは飛行機ということで借りてきた。
内容は高度なことを子ども向けに分かりやすく解説されており、また様々な飛び方をする紙飛行機の作り方などもあって非常に面白い。

ただ、私が掲載されている「魔法のじゅうたん」を作ってみたところ、本の中身とは逆で「曲がりを付けないと良く飛んで、曲がりを付けると飛ばなくなる」という結果になってしまったんだが……飛ばし方が悪いのか?(☆☆☆☆)

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青野春秋: 俺はまだ本気出してないだけ 1

タイトルを見ていっぺんに気に入って買った。40歳過ぎて会社をやめ、ぶらぶらしながらマンガ家を目指すおっさんのお話。
しかし、内容はもっと抱腹絶倒の超ダメストーリーを期待していたのだが……どうも今ひとつ。もっとはっちゃけてくれれば名作になっただろうに。(☆☆☆)

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大和田秀樹: ムダヅモなき改革

前々から気になっていたので捕獲。期待通りに面白かった。(☆☆☆☆)

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