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矢島道子: 化石の記憶―古生物学の歴史をさかのぼる

古生物学ではなく、その研究の歴史「古生物学史」を語ってくださる本。
内容的には詳細なしっかりした本なのだが、あまり専門知識が無くても読めるので安心。

時間軸を図表するとき、一般には左から右に描くのに、地質学者や古生物学者だけが下から上に描くというのは「なるほどー」と目ウロコ。(もちろん、地層の順番を意味している)
あと、サメの歯の化石が昔は悪魔の舌と考えられていて、舌吊り台まであるというのも面白かった。(☆☆☆☆)

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