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三浦佑之: 金印偽造事件

志賀島で見つかった「漢委奴國王」の金印が実は偽造品では?という主張の本。
様々な事例を出しつつこれは不自然だとか著者は頑張るのだが、そこで筆者の出す持論の方がよっぽど不自然なのには苦笑。この本を読んで、私はかえって偽造説を怪しく思い始めた。
しかしまぁ、当時の状況や関連文献などを色々と紹介してくれるので、そういう意味では知識の整理になったよ。

あとこの筆者は、蛍光X線分析を何かの万能秘密道具とでも思ってるんじゃないかね。微細資料の成分分析するだけなのに。そのくせ、「私はそちらは詳しくない」とかグチグチ言ってるだけだし。
学者なんだから、詳しくないと自覚してるなら勉強しなさいよ。失格。(☆☆)

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