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佐野三治: たった一人の生還—「たか号」漂流二十七日間の闘い

グアム・ヨットレースで乗っていたヨットが転覆し、たった一人生き残った著者によるノンフィクション漂流物。
いままでいくつか漂流物を読んできたが、この本は特に内容が衝撃的だった。大自然の前では人間は本当に弱い存在であり、我々の日々の仕事や悩みがどれだけちっぽけなことかも痛感。

救命ボートに乗り移る際に備品袋を確保できていたら・P38が発見してくれていたら・イーハブが起動できていたらと、歴史にたらればは無いのだが、それにしても悔しい。
日々をのんべんだらりと生きている人にも、仕事仕事で忙しく生きている人にも、生きるということを考えさせてくれる一冊。お勧め。(☆☆☆☆☆)

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