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荻原浩: 神様からひと言

タイトルと表紙デザインだけ見て、「コテコテなお涙頂戴ものかなー」と思っていたら全く違った。
これは素晴らしい、まさに元気をくれるサラリーマン小説! リーマンみんなが読むべき。

タマちゃんラーメンを販売する珠川食品のお客様相談室に左遷された主人公・佐倉涼平の物語なわけだが、日本の会社組織というものの馬鹿馬鹿しさ、頭の悪さ、不条理さというものをこれでもかとユーモアたっぷりに描いてくれる。
笑いながら読みたいところだが、自分が働いている会社を思うと100%素直には笑えないという人も結構多そうだ。私もそうだけど。老害はどこの会社にもあるからねぇ。
というわけで、本当に面白い小説だった。ベタ褒め。ゴミみたいなビジネス本とか自己啓発本なんか読むより、この小説を読むべき。

しかしこの本、カバーデザインで大きく損をしていると思う。このデザインをした人、絶対に小説本文を読んでいない。
タイトルだけ聞いて、勝手なイメージで作ったんだろうな。この表紙だけで大きく損をしていることが残念。(☆☆☆☆☆)

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