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村上春樹: 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

もうとっくに読んだと思っていたのだが、調べてみたら未読だった。ありゃ。
既に内容については日本中で山ほど語られているので、今さら私が語るまでもあるまい。純粋にSF小説としても楽しめた。シャフリング・システム、計算士、百科事典棒。

そういえば小便をしていない、という辺りで読者にも「そういえば」と思わせる辺りが上手いな。

「とにかくその楽器はあなたにさしあげます。好きなだけ手もとに置いて下さい。こういうものは使いみちを知っている方が手にしているのがいちばんですからね。僕が持っていたって仕方ありません」
「正しいのは俺たちで、間違っているのは彼らなんだ。俺たちが自然で、奴らが不自然なんだ。そう信じるんだね。そうしないと君は自分でも気付かないうちにこの街に呑みこまれてしまうし、呑みこまれてからじゃもう手遅れってことになる」

(☆☆☆☆☆)

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