とよ田みのる: FLIP-FLAP
ピンボール漫画。表紙カバーはギンギラギンで、すごい派手! 金かかってるなー。
このマンガを読んで思ったが、シューター(ゲームセンターでシューティングゲームをひたすらやり続ける人)とピンボールは非常に似通っていると思う。どっちもスコアラーであり、どっちもストイックにハイスコアを狙う、ただそれだけという点で。
私もアーケーダーのシューター端くれなので、この本には大変に好感が持てた。何故、我々はゲームのスコアを狙うのか、その情熱が余すところ無く描き尽くされており、何が得られるわけでもない中ゲームをやり続けるその行為の面白さ・熱さ・虚しさの表現が素晴らしい。みんなも是非読むべし。
しかし、ピンボールはやっぱりいいなぁ。ゲーセンでシューティングやってる人は、ピンボールもやるべきだと思う。絶対、相性がいいからすぐハマるはず。
村上春樹「1973年のピンボール」もあるように、ピンボールはそれ自体が文学なのである(言い過ぎか?)。(☆☆☆☆☆)
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