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スティーヴン・キャラハン: 大西洋漂流76日間

救命イカダで76日間漂流したサバイバル物語。

内容は、とにかく凄まじいの一言に尽きる。特に何度も何度も他船に出会うのに全く気が付いてもらえず、結局自力で島付近にまでたどり着いたというのは非常に悲しい。
おそらく同様の事故で漂流し、船に出会ったのに救助されずに亡くなった人も相当数いるのだろう。自動操舵システムは、こういう犠牲者を生み出すんだなぁ。

なお「ドゥガル・ロバートソン: 荒海からの生還」についての記述が結構出てくるので、先にそちらを読んでから読むのをオススメします(★★★)

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