ルーディ・ラッカー: フリーウェア
「ソフトウェア」から始まるシリーズ第三弾。この巻から翻訳者が変わって、大森望氏が訳している。そのお陰か、かなり分厚い本なのだけど結構スラスラと読めてしまったなー。
内容としては相変わらずのハチャメチャっぷりで、ジャンクな世界が楽しめる。
随所に「フォノン」「ヒルベルト空間」「アトラクタ」などの専門用語が使われるのだけど、さすがはPh.Dだけあって使われ方が自然かつ的確。
変に背伸びしたSF小説にありがちな、わざとらしさが全く感じられないのは流石だ。
ところで、この表紙絵はパールヴァティでいいのかしらん?(★★★★)
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