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2008年5月

楳図かずお: ねがい

楳図かずおの短編集。

表題作は、人形モクメを作る少年の話。
それ以外にも、少年が見たことの無い生物・老人に出会う「Rojin」、殺人サンタの「プレゼント」、そして爆笑のラストの「鎌」と名作揃いだ。是非読むべし。(★★★★)

ねがい
ねがい
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楳図 かずお
小学館

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小説新潮 2008年 02月号 [雑誌]

今回は、特集(時代小説と白洲次郎)のどっちも興味無かったので、面白くなかったな。
まぁいいや。(★★)

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塔晶夫: 虚無への供物

「や、やっと読み終わった……」
というのが感想か。

何しろハードカバーで597ページ、読み終わるまで本当に疲れた。持ち歩くのも大変だし……。重いので2つに割って持ち歩きたかったのだが、図書館から借りた本なので割ることもできず。
ストーリーは連続密室殺人のミステリだが、舞台や登場人物にほとんど変化無いままこれほどのページ数を書ききるというのはやはりすごいな。細かい内容は色んな人が書いているので、今さら私が語るまでもあるまい。

うーむ、しかし長くて疲れたのぅ。たぶん1年くらいしたら、重くて長い本という記憶しか残っていないかもしれん(★★★)

虚無への供物
虚無への供物
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塔 晶夫
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G.M.ワインバーグ: ライト、ついてますか―問題発見の人間学

随分と有名な本だけど、今さら読んだ。原題は"ARE YOUR LIGHTS ON?"。
様々な「問題」への考え方を色々と示してくださる。

目ウロコなお話もあったけど、全体的に翻訳が微妙だったり、妙な古くささを感じる点も多々ある。普通の本としてより、古典名作という気持ちで読むとちょうどいい。
あと、あの不気味な挿し絵はいったい何……。(★★★)

ライト、ついてますか―問題発見の人間学
G.M.ワインバーグ 木村 泉
共立出版
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小説新潮 2007年 12月号

ジョン・レノンは興味ないので置いといて、特集「作家になる道」がなかなか面白かった。
ちなみに1年の応募総数は、
・小説すばる新人賞 1216
・新潮エンターテインメント大賞 655
・日本ホラー小説大賞 605
・ポプラ社小説大賞 1223
・太宰治賞 774
だったらしい。

あと、この号で北杜夫の母親「猛女とよばれた淑女」が最終回。(★★★★)

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飛田茂雄: 探検する英和辞典

一見普通の英和辞典だが、各見出し語について色々と語って下さる本。
さすがに全部をきっちり読むのはきついので、パラパラと読む程度で図書館に返してしまったが、村上春樹の訳とかレイモンド・カーヴァーからの引用があったりして面白かった。

ただ、1994年の本なので、流石に古さが見える部分もちらほら。改訂版とか出ないのかな。(★★★★)

探検する英和辞典
探検する英和辞典
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飛田 茂雄
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椎名誠: 飛ぶ男、噛む女

はじめエッセイかと思って読み始めたら、短編小説集だった。おそらくある程度は事実を下敷きとしたお話。
微妙な不気味さがあってなかなか面白かったけど、あんまり椎名誠っぽくない本だったなぁ。(★★★)

飛ぶ男、噛む女
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小説新潮 2007年 11月号

星新一特集。筒井康隆・小松左京との対談再録が面白い
北杜夫の母、齋藤輝子の「猛女と呼ばれた淑女」や、"彼女は「愛の矢」をくわえ"も面白かったw

今まで文芸雑誌をあまり読んでいなかったのだけど、図書館でタダで借りられることに今頃気が付いた。これからはガンガン借りて読もう。(★★★★)

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奥瀬平七郎, 上野市観光協会: 忍術の歴史 - 伊賀流忍術のすべて

友人のryo氏が、伊賀に旅行に行って買ってきたもの。
書籍扱いではないようで、Amazonには置いてない模様だ

内容は、淡々と忍術という存在の歴史を語るというもので、読み物としての面白さはあまり無い。忍者おもしろ話として読むと、期待はずれかも。
しかし、「孫子」を基本として、忍術という観点から太平洋戦争を語る辺りはなかなか面白かった。

ちなみに著者は、戦時中に満州の「満州電信電話株式会社」で参事として働いておられたらしい。すごいのぅ。(★★★)

20080513ninja

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トーベ=ヤンソン: ムーミンパパの思い出

ムーミンパパの書く、思い出の記。スナフキンとちびのミイは、実は姉弟だということが明らかに。
なかなか面白かったけど、ムーミンママとの出会いがあまりに投げやりだ。結局、どこから来たんだ?(★★★)

ムーミンパパの思い出 (講談社青い鳥文庫 (21‐5))
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ケント・ハールステット: 死の海からの生還

著者は、1994年にバルト海で沈没した「エストニア号」の生還者。
単なる恐怖体験の手記というものではなく、さまざまな思想が率直に述べられていてなかなか考えさせられる本であった(★★★★)

死の海からの生還―エストニア号沈没,そして物語はつくられた
中村 みお ケント・ハールステット
岩波書店
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東海林さだお: マツタケの丸かじり

お好み焼き、筍の地獄焼き、メロンパン、べったら、イノシシ鍋など。
海苔の醤油は、絶対に内側だと思うんだがなー。(★★★)

マツタケの丸かじり (丸かじりシリーズ)
東海林 さだお
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日本放送出版協会: 四大文明 (メソポタミア) (NHKスペシャル)

NHKスペシャル「四大文明」の書籍化。
各研究者による記述の寄せ集めという感じで、ちょっとゴッタ煮っぽい雰囲気があるけど、取材時のエピソードなんかもあって結構面白かった。
しかし、死ぬまでには一度イラクに行って、シュメール人の名残を感じてみたいなー。(★★★)

四大文明 (メソポタミア) (NHKスペシャル)

日本放送出版協会
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蘇部健一: 六枚のとんかつ

一応はミステリに分類される、超絶なバカトリック本。なかなか笑えた。
ただ徳島県民としては、ネットの感想を見ると「しおかぜ17号四十九分の壁」に騙されている人が多いのが許せなかった。佐田岬が無いだろう!!(★★★★)

六枚のとんかつ (講談社文庫)
蘇部 健一
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筒井康隆: ロートレック荘事件

ネタバレになるのであまり深くは書かないが、叙述トリックを用いたミステリ。殺され方がロートレックの絵と絡んでいたりして、その辺りの描写も細かい。
トリックも、読んでいる最中に感じていた「なんとなくおかしいな」という疑問を見事に解いてくれて、なかなか面白かった。(★★★★)

ロートレック荘事件
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筒井 康隆
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原田宗典: し

歯、死、師など、「し」の音の言葉を題材としたエッセイ。
まぁさらりと読める。(★★★)

し (幻冬舎文庫 は 1-8)
し (幻冬舎文庫 は 1-8)
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原田 宗典
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菅野泰蔵: 月曜日、駅のホームで会社に行きたくなくなったとき読む本

図書館で目に付いたので借りてきた。「うつ」について書かれたカウンセラーの本。
まぁあまり内容は深くなくさらりと書かれた感じだけど、疲れた人にはちょうどいいかもしれん。フツー。(★★★)

月曜日、駅のホームで会社に行きたくなくなったとき読む本
菅野 泰蔵
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カミュ: 異邦人

恥ずかしながら、今さら読んだ。
以前、大学の時に読もうとしたのだけど、その時は(薄っぺらい本なのに)挫折。しかし今回はすらすらと読めた。やはり、このくらいの年にならないとダメなんだな。(★★★)

異邦人 (新潮文庫)
異邦人 (新潮文庫)
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窪田 啓作 カミュ
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