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小川一水: 老ヴォールの惑星

どこかで面白いと聞いていたので、図書館で借りてきた。SF中編が4つ収録。

*ギャルナフカの迷宮
食料と水が限られた、閉じた世界での人々のお話。
ちょっとラストシーンがおざなり。でも中盤は面白かった。

*老ヴォールの惑星
おおー。わけ分からん世界のわけ分からん生物を、わけ分かるように見事に描いてみせてくれた。
ストーリー自体は、ある意味ありふれたコンタクト物だけど、この変ちくりん生物が素晴らしいのでマル。表紙絵は、この話の挿し絵。

*幸せになる箱庭
こ、これは……いくらなんでもネタとして古すぎないか? 最後まで何のひねりも無かった。古典的SFをネタにした古典的SF。

*漂った男
不時着した海ばかりの惑星で、救援を待ち続ける男の話。
精神状態の描写がGood。面白かった。

全体に、なかなか面白かったですな。もうちょっと、思い切ってユーモア交えた話を書くともっと面白いと思う。(★★★★)

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