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広瀬正: マイナス・ゼロ

前に、会社のeri先輩からチラリと書名を聞いていたので借りてみた。ちょっと古風なSF小説。

タイムマシンで起きた騒動を辻褄合わせるためにてんやわんや……という作品はたくさんあるけれども、これはそんな作品群の中でも一線を画す素晴らしい出来。全ての事象がぴたりぴたりと収まっていく気持ちよさがたまらん。
また、昭和一桁の頃の豊かな日本も垣間見ることができ、非常に興味深かった。綿密な取材を行ってから書かれたということが一読して感じられる。

これが既に絶版なのは納得いかん……。私は図書館で借りたけど、是非とも復刊すべきだと思う。
ハインライン「夏への扉」に匹敵する名作だ。久々に素晴らしいSFを読んだなぁ。大満足。(★★★★★)

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