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A.A.ミルン: 赤い館の秘密

(ネタバレを含みます)












ミルンといえば"Winnie-the-Pooh"なわけだが、推理小説も一作だけ書いていたらしい。知らなかったー。それが本作。
日本語版はいくつか版が出ているが、私は1962年の角川文庫版を読んだ。訳者は、古賀照一氏。

「赤い館」で失踪した主人マーク・アブレットと、殺されたマークの兄ロバートの謎を解くことが本作のキモ。
少しずつ謎を出しては、少しずつ解決していくという話の流れなので、非常に読みやすい。探偵のアントニイもいい味出してる。

ミステリとしては……ロバートが実はマークだとは結構最初に予想したのだが、しかし誰か死体をよく調べるだろと思って勝手にその解を消してしまった。
いくらなんでも、警察が検死すれば、あのくらいの変装はバレないかね? しかし、窓を開けるのを忘れていたとかあの辺は、よく考えてるねぇと唸る面白さだった。

まぁところどころに疑問に思うところもあったけど、なかなか面白い本だったよ。(★★★★)

赤い館の秘密 (創元推理文庫 (116-1))
A.A.ミルン 大西 尹明 A.A. Milne
東京創元社 (1959/05)
売り上げランキング: 66370

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