太田和彦: 超・居酒屋入門
いきなり勘違いしていたのだが、椎名誠氏のエッセイに良く出てくる「池林房」の太田氏の本かと思ったら全然違った。あっちは太田篤哉氏なのね。
また、タイトルからして居酒屋経営の本かと思ったら、居酒屋に通う客としての入門であった。二重に勘違い。
内容としては、「居酒屋に行こう・酒を飲もう」という問いかけから、日本酒のウンチク・酒の肴・居酒屋での(粋な)作法についてを、つらつらと軽快に語って下さる。文章は決して嫌味な所が無く、なかなか面白かった。
読んでいると酒が飲みたくなるね。
ただ、この本のターゲットは、明らかに最近定年退職したぐらいのおっさんのみやね。私のような若い(ぷ)人間が読むもんじゃなかった。
まぁ、性格のひねくれた団塊ジジイが、この本を読んで少しは「粋」に生きてくれることを願うものです(★★★)
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