ジョー・シンプソン: 死のクレバス - アンデス氷壁の遭難
岩波書店刊。原題は「TOUCHING THE VOID」。アンデスのシウラ・グランデ峰にて右足骨折、ザイル切断という状況から生還した著者のノンフィクション。
これだけの凄まじい状況下でよくも帰って来れたものだと、それだけでまず驚愕。登山に詳しくないと分かりづらい部分も多いけど、非常に面白かった。
ちなみに2000年に岩波現代文庫から再販されてるけど、単行本は表紙にカラー写真がついているので、入手するならこっちの方がいい。2005年には「運命を分けたザイル」として映画化もされたそうだ。(★★★★)
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