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2007年9月

有栖川有栖: 幻想運河

あんまりこの辺のミステリは読んだことなかったので、初めて読んだ有栖川有栖。
しかし、しょっぱなからどーもわざとらしい描写が気になってしまい、読むのが激しく苦痛。肝心のミステリ部分も随分と中途半端で、「おや?」と思っている間に終わってしまった。

うーん、全然面白くなかったっす。期待外れ。(★)

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椎名誠, 他: 超能力株式会社の未来 - 新発作的座談会

本の雑誌に時々載ってる、「発作的座談会」をまとめたもの。
相変わらず気軽に読めるけど非常に面白い(★★★★)

超能力株式会社の未来―新発作的座談会
椎名 誠 木村 晋介 沢野 ひとし 目黒 考二
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[映画] デヴィッド・リンチ: マルホランド・ドライブ

(ネタバレがあります)


早稲田松竹のデヴィッド・リンチ特集で見た。「エレファント・マン」との2本立てだったが、こっちの方がずっと面白かったよ。
青い箱の前後で夢(妄想)と現実なのだろうということはすぐ分かったのだが、細かい部分で消化不良の点が多々残った。これはあとでネットで色々と検索してみて解決。

あと、様々なシーンでの恐怖感がたまらない。老夫婦が登場するたびに、「人間の笑い顔とは、かくも恐ろしいものなのか」と背筋がゾクゾクしてきた。
広い家というのも怖いね。冒頭でのリタが浴室で見つかるまでのシーンとか、ベティが消えたのをリタが探すシーンとか、何が潜んでいるか分からん感がたまらん。狭いマンション住まいで良かった。

ちなみに解釈は、超映画分析さんのページが分かりやすかったです。(★★★★★)

マルホランド・ドライブ
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[映画] デヴィッド・リンチ: エレファント・マン

早稲田松竹で、デヴィッド・リンチ特集をやってたので見てきた。
うーん、確かに面白いのだけど、しかしストーリーは古典的でありきたりな筋書きでちょっと物足りなかった。カルト映画と言うにも違う気がする(★★★)

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小泉武栄: 山の自然学

岩波新書の一冊。
日本の様々な山を取り上げ、その地形・地質や植物分布について語ってくださる本。

内容はなかなか細かくて面白いのだが、専門知識がほとんど無い私にはよく分からない部分も多々……。実際に色んな山に登ってから読まないと、面白さが分からないと思う。(★★★)

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沢和哉: 日本の鉄道こぼれ話

鉄道創業から昭和初期くらいまでの中から、64のエピソードを綴った本。
当時の資料も引用されたりしててなかなか面白い

ちなみに挿し絵は「ぴっぴら帳」のこうの史代なので、ファンならチェックしておきましょう(★★★)

日本の鉄道こぼれ話
日本の鉄道こぼれ話
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ハナ・ホームズ: 小さな塵の大きな不思議

サイエンスライターの著者が、宇宙に於ける塵の役割からハウスダストまで、塵について長々と語ってくださる。
章ごとに当たりはずれが大きく、宇宙や地質学的な所は面白かったものの、ハウスダストの辺りはただ危険性を煽るだけという感じで食傷気味。

しかも、写真や図版が全くと言っていいほど無いので説得力に欠ける。「年々上がっている」とか抽象的な表現が多く、「素直にデータやグラフを載せればいいのに……」と何度も不満に思った。
色んな塵についても、写真があれば印象が全然変わるだろうに。

ということで、結構期待して読んだけどイマイチでした。あんまりオススメできない、つまんないから。(★★)

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橘玲: 得する生活

図書館で目に付いたので借りてきた。さすがに買って読む気にはなれん……。

おそらく私と同じ属性(何がだ)の人は、橘玲と聞くとどーしても「ぱにぽにだっしゅ!」の玲ちゃんを思い浮かべてしまうことだろう。
が、どうやらこちらは有名な方らしい。へぇ。そうですか。

内容は、様々な生活の商品・サービスを、金融知識を元に細かく解説されたという感じ。
クレジットカードのリボ払いをする奴はアホだとか、そもそも金利の低い銀行から借りればいいのに何故にわざわざ高利のサラ金から借りるのかねとか、まぁ目新しい主張はあまり無かった。
しかしまぁ、これくらいの当たり前のことを読みやすくまとめたということで価値があるのであろう。

ちなみにこういう本はいい加減な知識でデタラメが書いてあることも多いのだが(きっぷのC制への知識が中途半端だったり)、とりあえず本書には目立つデタラメは発見できなかった。信用していいのではないかと(★★★)

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椎名誠: いっぽん海ヘビトンボ漂読記

激しくゴッタ煮という感じ。でも面白い
〆切に間に合いそうになくて、急に電話対談になる悲痛な(?)やりとりが楽しい。(★★★)

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竹山道雄: ビルマの竪琴

今さら読んだ。うーむ、確かにこれは名作だ。
筆者は実際にはビルマに行ったことはなく、また従軍経験も無いのだが(教官だったため)、想像だけでこれだけのものを書き上げたらしい。すごいのぅ。(★★★★)

ビルマの竪琴 (新潮文庫)
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V.E.フランクル: 夜と霧

生涯学習論の講座でよく出てくるので読んでみた。旧版の方。
まぁ今さら私ごときが何か言う必要はない名著なのだが、冒頭の解説や訳者あとがきが激しく蛇足だなぁと感じられる。原著にも解説はないそうだし、本文テクストだけの方がよっぽどいいのに。(新版ではそうなったらしい。まぁ当然か)(★★★★)

夜と霧―ドイツ強制収容所の体験記録
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椎名誠: モヤシ

プリン体を避けるべくモヤシに興味を持ったモヤシ私小説(?)。
が、妙に丁寧な文体が何やら気持ち悪い……椎名誠っぽくないなぁ(★★)

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椎名誠: どうせ今夜も波の上

赤マントシリーズの一冊。まぁ普通。(★★★)

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ドストエフスキー: 死の家の記録

他のドストエフスキーの作品と違って、獄中体験記という感じで意外に読みやすかった。

しかしドストエフスキーは改行が非常に少ないので、読むのに骨が折れる……新潮文庫版を読んだけど、567ページの本に字ぎっしりで、900ページくらいに感じられた。
読む終わるまで2週間近くかかってしまってヘトヘトです(★★★)

死の家の記録 (新潮文庫)
ドストエフスキー 工藤 精一郎
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目黒考二:笹塚日記 親子丼篇

本の雑誌に連載していたものをまとめたもの。
ちょうど自炊をはじめた頃ので、ただ食べた・読んだ・原稿書いたしか書いていないのになかなか面白い(★★★)

笹塚日記 (親子丼篇)
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目黒 考二
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椎名誠: からいはうまい

韓国・チベット・遠野・信州で、とうがらしとワサビと辛味大根の謎に迫る。
まあ気楽な旅行記でもあるので、サラリと読めますな(★★★)

からいはうまい―アジア突撃極辛紀行 韓国・チベット・遠野・信州編
椎名 誠
小学館 (2001/06)
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