« イ・デ・パパーニン: パパーニンの北極漂流日記 - 氷盤上の生活 | トップページ | 椎名誠: ここだけの話 »

灰谷健次郎: 我利馬の船出

確か私が小6の時、塾の国語の問題にこの「我利馬の船出」の文章が出てきた。
その時からチラチラと気になってはいたのだが、先日ようやく図書館から借りて読んでみた。というわけで、約16年ぶりの再開。

内容としては青年の成長物語、というジャンルだろうか。しかし後半は期待通りに巨人族が登場し、なかなか面白い。
SF野郎の私としては、後半をもっと掘り下げてくれれば正統派SFと名乗れるのに……とアホなことを考えるのであった(★★★★)

我利馬(ガリバー)の船出 (角川文庫)
灰谷 健次郎
角川書店 (1998/11)
売り上げランキング: 255244

|

« イ・デ・パパーニン: パパーニンの北極漂流日記 - 氷盤上の生活 | トップページ | 椎名誠: ここだけの話 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。