灰谷健次郎: 我利馬の船出
確か私が小6の時、塾の国語の問題にこの「我利馬の船出」の文章が出てきた。
その時からチラチラと気になってはいたのだが、先日ようやく図書館から借りて読んでみた。というわけで、約16年ぶりの再開。
内容としては青年の成長物語、というジャンルだろうか。しかし後半は期待通りに巨人族が登場し、なかなか面白い。
SF野郎の私としては、後半をもっと掘り下げてくれれば正統派SFと名乗れるのに……とアホなことを考えるのであった(★★★★)
我利馬(ガリバー)の船出 (角川文庫)
posted with amazlet on 08.01.07
灰谷 健次郎
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