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イ・デ・パパーニン: パパーニンの北極漂流日記 - 氷盤上の生活

1930年代、北極海の氷の上で漂流しながら気象観測を行ったパパーニン隊の記録。
椎名誠がよくエッセイで面白いと書いていたので読んでみたが、やはり面白かった。

ただ、しょっちゅう出てくる「共産党万歳!!」がかなり気になる。これが書かれた時代はスターリンの大粛正の時代とちょうど一致するわけで、ちょっとでも反体制なことを書いたら自分の命が危ない、という思いもおそらくパパーニンにはあったのだろう。
そう考えると、順調すぎる観測隊の顛末も、ちょっと怪しいと思えてくるやね

ちなみにこれ、品川図書館で2007年に借りたのだが、1979年発行なのに私の前に借りた人はたったの3人……。
なんつーマイナー本。面白いのになぁ。皆もどんどん借りないと、廃棄されかねないので借りましょう。(★★★★)

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