安野モヨコ: ハッピー・マニア
前々から読もう読もうと思っていたのだが、BOOK OFFに文庫版がまとめてあったので捕獲してきた。文庫版は全6巻。
シュガシュガルーンはかなり楽しめたのだが、「働きマン」はちょっとピンとこなかった漏れ。これもあんまりピンと来ないかなぁと思いながら読んだのだが、それは大間違いであった。大当たりだよ、大当たり!! 土日で一気に全巻読んでしまった。
ふらふらと見えつつもきちんと筋の通ったストーリーに、要所要所で入るギャグが実にハマっていて、素晴らしい構成力。ちょっと高橋の記憶XX(一応伏せ字)とか強引な展開も目に付くものの、最終回まで全く飽きさせない展開であった。ベタ褒め。
キャラクターも、主人公・重田をはじめとして魅力的な人物ばかり。フクちゃんはかっこええ。あと、1巻の本屋バイトの田辺さん萌え。
それ以外には、タカハシ&貴子の結婚式に出てきたすみれが、なかなかイイ味出していたね。途中からは脇役になりつつも、時折重要な場面で顔を見せて、美味しい役回りだ。
しかし最後はどうなったのかが結局描かれず、ちょっと気になるトコロ。
いやしかし、間違いなく、今年下期のマンガ部門(フィクション)ベスト1!!(まだ下期終わってないけど)。
もー、あれだね。安野モヨコはやはり天才、大天才!! 日本には素晴らしい漫画家がいるもんだよ。もちろん星5つ。(★★★★★)
安野モヨコ: ハッピー・マニア
祥伝社コミック文庫
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