青木雄二: だまされたらあかん 保険の裏カラクリ
「ナニワ金融道」で有名な青木雄二氏の本。保険業界と、そこで扱われる保険商品について語ってくれる
元々、私は保険に疎くて、リーマンになってからも何の保険にも入っていない。
それはまぁ、私は保険屋というのに疑念を持っていて、いざ何かあってもどーせなんやかんやと難癖付けられて、まともな保険料など払われないと思っているからだったりする。(そういえば、1000万円とか数字だけ見て、病気になれば絶対に1000万円もらえると信じ込んでいた知人がいた)。
本の内容的には、さすが金融界に詳しい作者だけのことはあり、保険商品のアラや騙しをビシビシ指摘くださって心地よい。
ただ、もう少し、マスコミが絶対に保険業界を悪く言わないという仕組みについてもはっきり書いて欲しかったな。当たり前だが、テレビや雑誌に大量の広告を出している保険業界について、批判するテレビ番組なんか絶対に作られるわけがないので。
まぁそんなわけで、とりあえず保険について胡散臭いと思っている人は読んでおいていいのではないかと。
しかし惜しい人を亡くしたものです(★★★★)
青木雄二: だまされたらあかん 保険の裏カラクリ
徳間文庫
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