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2005年12月

清水 一行: 小説兜町


清水 一行: 小説兜町
清水 一行: 小説兜町

兜町と書いて「シマ」と読む
まだ相場師と呼ばれる人がいた、昭和30年頃の話。

同じ作者の「大物」に比べると、ただAが上がってBが下がり、Cが上がってDが下がり……という展開がダラダラと続くだけで、あまり楽しめなかった(★★)

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ヘミングウェイ: ヘミングウェイ短篇集(上)


ヘミングウェイ: ヘミングウェイ短篇集(上)
ヘミングウェイ: ヘミングウェイ短篇集(上)

BOOK OFFで100円で売ってたので買ってきた
「白象に似た山々」など有名な作品をはじめとして、インディアン部落の話から闘牛ネタまで幅広い

文学作品といっても、結構気軽に楽しめる話もあるので(野外キャンプのとか)、意外に面白かった(★★★)

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株に強くなる会社の見分け方


株に強くなる会社の見分け方
株に強くなる会社の見分け方

日本経済新聞と言えばトバシ記事で有名なので(偏見か?)、基本的に彼らの言うことは話半分に聞いておいた方がいいのダガー。
この本はまぁ普通だった

内容としては、株価に影響を与える(と思われる)事柄について一つ一つ丁寧に解説がされており、好感が持てる
財務諸表の読み方から会社の評価指標、色々なニュースの解釈の仕方など、この本を一通り読めばある程度の知識は十分に付くだろう

初心者は、姉妹本である「株に強くなる『日経』の読み方」と合わせて読んでおくと良いかも(★★★)

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吉本 佳生: 金融広告を読め


吉本 佳生: 金融広告を読め
吉本 佳生: 金融広告を読め

業界では非常に有名なこの本。一応読んどいた方がいいだろうと思って買ってみた

内容としては、主に銀行が販売している各種金融商品の阿漕さを、広告例として一つ一つあげながら丁寧に解説してくれている。
まぁ漏れは元々邦銀が嫌いなので、銀行でそんな物を買おうとは毛ほども考えていなかったのだけど、漠然と「インチキ臭いな」と思っていたものの仕組みがハッキリと分かり、なかなか役に立つ本であった

一部気になる点と言えば、外貨MMFの非課税の利点には全くと言っていいほどに触れていなかったり、やたらと国債をマンセーするところ辺りかな。
「信託報酬高杉wwww」とか、「毎月分配型に投資するなんてアホ」とはっきり言っている点は激しく評価できる

ちなみにこの本では具体的な金融機関名はあげていないのだが、悪例としてあげられている広告の多くは、どう見ても新生銀行です。本当にありがとうございました。(★★★★)

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清水一行: 大物


清水 一行: 大物〈第1部 相場師の巻〉
清水 一行: 大物〈第1部 相場師の巻〉


清水 一行: 大物〈第2部 独眼流の巻〉
清水 一行: 大物〈第2部 独眼流の巻〉

清水一行の、典型的な兜町小説。戦後まもない昭和25年、主人公が株で成り上がる様を描いたもの。

戦後の庶民生活を描いた物は山ほどあるけど、戦後まもない兜町の様子ってのはなかなか知ることができない。その点で非常に興味深い描写は多々あった(現金をリュックに詰めて証券会社にやってきたり、黒板に終値を書いていたり、まだ信用取引がなかったり、投資信託が胡散臭いものとして見られていたくだりなど)。
もはや場立ちもいなくなって、ネット取引全盛の今となっても、まさに現場の取引の雰囲気が分かるのも面白い

ただ、軽快に読めて楽しかったものの、小説としてどうかと言うと激しく中途半端。特に奥さんと子供があまりにおざなりだ
とりわけ、産まれた子供に何のフォローももされていないのが少々悲しい。もっと、子供が株の値動きに異常な興味を示すとか、たまたま子供が適当に選んだ銘柄が大暴騰とか、ちょっとしたエピソードを入れるとキャラが生き生きとするだろうにね

あとは、
――やはり
表紙のひたすら濃い顔のおっさんは、いったい誰なのかが激しく気になる。
イメージ的には沼川なんだが、年齢的に合わないし……やはり主人公の忠だろうか? うへー、イメージ崩れたー。もっと飄々とした好青年かと思っていたんだが。(★★★)

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UFJ総合研究所: これから資産運用をはじめる人の投資信託の基礎知識


UFJ総合研究所: これから資産運用をはじめる人の投資信託の基礎知識
UFJ総合研究所: これから資産運用をはじめる人の投資信託の基礎知識

まぁ昨今は猫も杓子も投資ブームで、本屋に行くと投資関連の本ばかりやね
もっとも、その多くはクソみたいな自慢話と意味のない例え話ばかりでアレだが、この本は一応マトモだ

基本的には投資初心者に向けた投資信託のガイドという感じで、基本的な株式/債券への知識などから始まって具体的な投資信託に触れていく……という流れになっている
ただ、後半がその具体的な投資信託になるわけだが、どれも分類した投信の目論見書をひたすら掲載するだけで激しく退屈。もっと突っ込んだ解説を期待していた漏れには激しく物足りなかった(だって、掲載している目論見書と全く同じ文章で解説されてもねぇ。意味ないよ)。
売る方が書いている本なわけだから、「この信託報酬は高すぎだろ(プゲラ」みたいな解説は、当然のことながら一つもないし。

そんなわけで、読む所も少なくあんまり役に立たなかった……
ただまぁ、本当に初心者で目論見書のどこを見ればいいのかすら分からんって人には役立つかも。人によって役立ち度は大きく違うだろうね(★★★)

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