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水木 しげる: 水木しげるのラバウル戦記

水木しげるは左翼団体のプロパガンダによく使われている(偏見か?)ので、実はこの本に手を出すのはちょっと躊躇した。まぁ文庫だし安かったので深く考えずに買ってみたわけだが

この本は軍隊での生活を淡々と、しかし生々しくスケッチしたものであり、いささか不謹慎な言い方かもしれんが非常に面白い! 貴重な歴史資料を読んでいると言っても良いだろう
特に、陸軍である筆者が、海軍の兵士と一緒に見張りに立つときに、お互いに別組織なためよそよそしい態度で会話をする……というくだりが非常にリアル。

どうしてもこういう本はくだらない思想論に展開しがちなのだけど、この本はそんなこともなく、当時の兵士としての体験を知る上でかなり役に立つ一品ではないかと。オススメ。(★★★★)

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