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タニス リー: 鏡の森

表紙の絵もかなり「濃い」のだが、中身も暗い、暗い……ひたすら暗い。白雪姫(子供向けのじゃなくて本物の方ね)をベースにした、王女アルパツィアとその娘コイラの物語……と書くとロマンチックなお話に聞こえそうだが、そんなことはない。ひたすら続く悲劇は読後感も重く、読み終えるまで1ヶ月近くかかってしまった。
ただ、面白い作品であることは間違いないし、定価1280円と呆れるほど安いので、見つけたら買った方がいいと思われ。損はしない。
ちなみに、表向きはキリスト教信者でありつつも、土着信仰である森の神様を崇める、という辺りの背景を理解しておくためにも、先に中世ヨーロッパの風俗史を少しかじっておくといいかもしれない (★★★★)

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